ハッカソン?何それおいしいの?

「例えばハッカソンをやるとか!」
 
(え?なんでハッカソン?)
 
最初それを聞いたときは正直頭にいっぱい?が浮かんだ。
聞いたことはあるけど参加した事なんてない。
「短時間で一からプロダクトを作るイベント」くらいにしか思ってなかった。
でも終わった今では、機会があればねじ込んでいきたい好きなアクティビティになった。
 
このブログを書いているのはハッカソンが終了した当日に書いているので、
この時点でやったこと・わかったこと、また次回やるときにどうしたいかを残しておきたいと思う。
 
そもそも、私たちが今回2日間のハッカソンを開催することになった一番の目的は、
二つの選択肢のうち自分たちのプロダクトにあったシステムはどちらなのかを選択するため。
 
<目的>
・目的は成果物を作ることではなくて利用するサービスのアーキテクチャを理解しそれをみんなで共有すること
ハッカソンの最後にどちらかの選択肢を自信を持って選べるようになること 
・そして何よりも楽しむこと!
 
<行ったこと・起きたこと>
チーム構成
・日頃仕事を共にしているチームを一旦バラして再構成した
・テックリード的立場のメンバーをエキスパートチームとしておき、みんなが助けてもらえるようにした
・QAチームはみんなが作ったプロダクトをバグらせる役割としてゲーム要素を意識した
事前準備
ハッカソン前の準備(アカウント作成等)はエキスパートが作成してくれたチェックリストをもとにみんなでサクッと終わらせる
(それ自体に学ぶポイントがないものは効率化してみんなでサクッと終わらせる)
・チームでのコミュニケーションようにslackのチャンネルを作った
ハッカソンに丸2日使うのでスプリントを1週間伸ばし、その後のスプリントを1週間短くして調整した
・スプリントの長さを変えて調整したのでイベントのスケジュール調整(これが地味に大変)
・デザイナーとコミュニケーションしPOからのフィードバックが必要なものはないかを確認した
当日
・スケジュールと違うリクエストが飛んできて開始が1時間ほど開始が遅れる
・チーム分けが盛り上がっていいアイスブレイクになった
・1日目の最後に進捗チェックをざっくりして問題はないかを確認した
・コーチの一人は二つの選択肢のシステム利用料金を前月実績で計算してくれていた
(複雑すぎて私は邪魔にしかならんと思って手伝えなかったw)
・2日目、開発チームがいる地域に台風が直撃してメンバーが一人参加できなくなった(そのほかにも一時ネット回線がつかないメンバーがいた)
・時間が足りなくて30分延長した
・2日目の最後にデモ&共有ミーティングを行って学んだことなどをシェアした
・書いたコードはgitにまとめた
 
<わかったこと>
・用意したSlackチャンネルでのコミュニケーションは次第に英語→ベトナム語になり、英語ではなかなか耳にしないような本音に近いところも垣間見えた(やっぱり母語じゃないコミュニケーションでは発信してくれる量は限られてくる)
・実際にプロダクトに実装している機能をプロダクトの外に一から作成したので、環境はPROD。RCやステージングではないのでリリースのやり方として今後使えそうな学びがあった(ユーザーインパクトのないところにクローズドリリースして問題なければオープンにしてプロダクトに組み込む的な)
・QAチームはプロダクトがある位程度できるまではできる事がない(テスト自動化の利用サービス理解・設計、ある程度プロダクトができてきたら実装とか改善の余地はたっぷりありそう)
 
<残っていること>
・週明け日本は祝日(9/21、22)なので、ベトナムにいるデベロッパーメンバーだけで振り返りを実施してもらう
 
 
<まとめ>
改善の余地はまだあるので、次回は今回分かったことからチームと相談しながら準備していきたい。
最後の共有ミーティングでは、「いつもと違うメンバーと組めて面白かった」「利用するサービスの理解も深まりすごくいい機会だった。またソリューションを探るときにやりたい」と、とてもいいいフィードバックが共有された。やった甲斐があった!
また、個人的には限られた時間の中でスタックしている暇はないので、エキスパートチームや他のチームメンバーにどんどん助けを求めていかないと進まない為、助けを求める練習にもなったんじゃないかと思っている。エキスパートチームはさすがエキスパートだった!(語彙力w)
全体的な感想としては、初めてのハッカソン運営だった割に結構うまくいった気がしている。次の機会が楽しみ!