形を変えて確実に存在するこの「やりとり」にそろそろ新しい表現が必要なんじゃないかな。(2020年ざっくり振り返り付)

 
大したことは書いてません。
何だかとても嬉しいというか、あったかいというか、そんな気持ちになったクリスマス終わりの独り言です。ゆるーくお読みください。
 
2020年、コロナで人と会うことはほとんどなかったように感じています。
だけど、とてもたくさん、新しい出会いがありました。
出会ったと言っても実際にあったことのある人はほとんどいないです。
オンラインコミュニティでの勉強会で、毎週音声やチャットのやり取りはするけからキャラとか口癖とかは知っているけど、実際にすれ違っても気づける可能性は低いと言った感じ。おもしろい。
この感じ、今までなかった感じ。新鮮です。
 
「コミュニティ」と「雑談」、私にとっての2020年のキーワードです。
 
今年2020年の4月に転職し、新しい分野のお仕事にチャレンジし始めました。
以前はプロジェクトマネージャをしていてました。今度はスクラムマスター。
私が今の会社で働き始めた4月はコロナの影響が結構深刻化してきており、完全在宅勤務での就業スタートでした。
 
新しい組織で新しい職種、やったことないことだらけ、知らないことだらけ。
「20年分のデジタル化が数ヶ月の間に起こっている!」なんて記事も読んだ気がします。在宅で働くという変化に働き方も組織のあり方も全然ついていってなくて、世の中がざわざわしていた記憶があります。
今思うと、すごく前のことのように感じる。。。
 
この変化の中で初めの頃すごく話題になっていたのが「雑談」の話。
リモートで働くことになり、組織のメンバー間で当たり前にあった雑談が激減しました。
ゴールデンウィークに参加したイベントのOSTでも「雑談」をいかにオンラインで「再現」するのか、みたいなトピックが上がっていたのを思い出します。
リモートが当たり前になりつつあるこの状況で、新しいプロジェクトを始め新しいメンバーとのコミュニケーションをどうとればいいのかわからない、部下が何を考えているのかわからない。いつまで経ってもメンバーのことがわからなくて心理的安全性が育たず仕事がやりにくい。
雑談の必要性を色んなところで耳にしました。
 
それから半年と少し経った年の瀬の12月25日、クリスマス。
私は参加しているDiscordで何か面白そうなことが起こっているのを目にします。
チャットが流れているのと、ボイスチャンネルに知ったアイコンがいくつか集まり、「わいわい」していました。
今、私は、その面白い集まりに顔を出し終わって、このブログを書いています。
 
家に帰ってきて、ご飯を食べて、ふーっと一息。
ふと、慣れた場に、見慣れた人たちがいました。
チャットにはボイスチャットの音声がみんなの視点を通って溢れています。興味をそそられ、その輪の中にスッと入ってみる。音声を聴きながらチャットに参加したんです。楽しかった。
 
ふと「あれ、これって今までオフラインでやってた「雑談」に似てるな、オンライン版の「雑談」なのかな」って感じました。
会社とかの遠くの方で、よくやりとりをする人たちが集まってなんか話してて、近寄ってみると話している言葉がいくつか「うっすら」聞こえてきて、興味のある言葉が聞こえてきて、興味を惹かれ「何話してるのー?」って入っていく感じ。
 
「雑談」って括弧に囲ったのは、会話というかやりとりというか、オフラインの時とはもうすでに違う、形を変えた「雑談」だからです。
やりとりする視覚情報の種類や会話への参加方法などオフラインの時と結構違うけど、感じる感情はオフラインの時と何ら変わらない気がしたんです。面白いなぁ、「どう」やりとりするかは結構違うけど、「なに」を感じるかは変わらないもんだなぁ、と。
・やりとりする視覚情報の種類=オフラインでは表情やジェスチャー、オンラインではスタンプなど
・会話への参加方法=ボイスチャンネルの音声とチャットの文字、スタンプなど。たまに何も言わないけどボイスチャットにいるだけの人も時々いる。
(今回のはきょんさんが最近聞いた面白い話を発表資料をもとに再演してくれる「カラオケ」をみんなで聞いていたんですが、きょんさんの音声とチャットの会話って感じでした)
 
「オフラインの時とはやり方が変わったけど、形を変えて確実に存在するこの「やりとり」にそろそろ新しい表現が必要なんじゃないかな」とぼんやり考える深夜1時過ぎです。
何だろう。上手い言葉が見つからない。言葉を交わしているんだけど、受け取っているのはそれ以上の何か。。。
 
ちょっと取り留めもない、まとまらない文章になってしまいました。
最後まで読んでいただいた方がいたら、なんかすいません。
ありがとうございます。
 
また次のブログで。