あんたも登壇してみりん☆〜スクフェス三河編〜

2021年10月2日に開催されたスクラムフェス三河で登壇してきました。
 
実は登壇するのは初でした。
発表の準備や、聞いてくれたみなさんから貰うフィードバックなどから得るものがたくさんありました!
得るものたくさん、「あんたも登壇してみりん!」ということで久しぶりにブログを書いてみます。
 
イベント情報はこちら 発表スライドはこちらです!
 
発表の中身は今度詳しく書いてみるとして、今回の登壇までの経緯と登壇してみての感想をシェアしようと思います。
 

きっかけ

今年の6月に行われたスクラムフェスと大阪の椎葉さんのキーノートから私の中で、「期待」という言葉がよく登場するようになっていました。
プロジェクトメンバーへの期待、同僚への期待、プライベートで関わる人への期待、そして自分自身への期待。
相手との合意の取れていない期待をたくさん抱えていた自分に気づき軽く絶望したり、一旦は「自分にも他人にも期待はしない」と答えを出してみたものの、そんな答えを出している自分に寂しさを覚えたりしてモヤモヤしていました。
何かを見ないようにしているというか、自分に嘘をついているようなそんな感覚でした。
そんな時Twitterのタイムラインに流れてきたえわさんのツイートをきっかけに、そのモヤモヤを晴らすべく、いつもお世話になっている分散アジャイルチームについて考える会のOSTで相談してみることにしました。
 
このコミュニティで相談しようと思ったのは、アジャイルコーチが何名かおり、外からチームや組織に入り温度差を感じやすそうな中で変化を支援する機会が多く、私たちのような時期を乗り越えた人がいそうだと思ったからでした。
このコミュニティにいる組織を変えたい熱量が高めの人達は、どんなふうに「期待」と付き合い、どこに自分の心の軸足を置いているのかを聞いてみました。
 
ちょっと話をそれますが、もともとOSTでトピックを出した時のタイトルは「周りの温度差とメンタルと私」でした。
このタイトルからこの時点では、私たちがプレゼンの中での患者サイドにいたことがお分かりいただけるでしょうw
 
こんなタイトルから始まったOSTの一コマは、3時間ほど午前0時すぎまで続き、最後にはFearless Change チラ見会 のイベントが作られていました。(みんなの「やりたい!」という声に対し、いつも秒速でイベントを生やしてくれるきょんさんに感謝です!)
 
この3時間超のOSTのなかで、なんと参加してくれたほぼ全員の方から共有してもらうことができました。
みなさん快く共有してくださってとても嬉しかったです。この場を借りて再度お礼を言わせてください。ありがとうございました!
 
ここでいただいたアドバイスやお話を処方箋として、(私たちも通ってきた)いくつかのよくある症状とセットにストーリーにし寸劇仕立てで発表しました。
えわさんと準備をしていく中で、「この症状もうこのまま私なんですけどー」「あーそれ生々しいですねーw」などと話しながら進めました。
患者に自分たちのいた状況を語らせることで、自分たちの状況を言語化し消化していきました。
アドバイスをもらって視野が広がり気持ちが楽になり、プレゼン準備で消化できてまた一歩前に進んだ気がしました。
でもまたきっと、情熱の燃料が尽きて灯が消えそうになると思います。そんな時はまた、今回の処方箋を見返すと思います。
 
当日の発表にも分散アジャイルのいつものメンバーが見にきてくれ、わいわい盛り上がってくれました。
緊張もしていたけど、それよりあったかい気持ちになったのを思い出します。
 

最後に

「組織を変えたい、もっと良くしたい。」
そう考え、自分で行動を起こす人は、その組織にとって意味のある「きっかけ」をその組織にもたらしてくれると思っています。
ただ、情熱を持っている人は時として孤独です。そもそも、よく周りを見ている人が改善に気付き、周りがよく見えるからこそ周りとの温度差もよく見えて苦しくなるのかなと思っています。そんな、孤独と隣り合わせでも前に進もうとしている人に、今回のプレゼンで紹介した処方箋が届くと良いなと思っています。
 
今回紹介しきれなかった処方箋も実はまだまだあるんです。
また近いうちにみなさんと共有できたら良いなと思っています。